解決済み

「トレーリングストップ(ATR)」の参照する時間足について

2025/08/01 16:06
25

オプションで「トレーリングストップ(ATR)」という機能がありますが、参照する時間足を、EAをセットした時間足ではなく、日足に限定したいのですが、コードをどのように変更すればいいでしょうか?

コメント

GogoJungle
2025/08/01 17:50

EAつくーるの機能のみでは「トレーリングストップ(ATR)」の時間足の変更はできませんが、出力されたコードを改造することで実現可能であると存じます。
修正方法を考えてみましたので提案させていただきます。

準備

EAつくーるでEAを作成し、「トレーリングストップ(ATR)」にチェックを入れてパラメータを設定後、出力された .mq4 ファイルをMetaEditorで開いてください。


【修正箇所】

TrailingStopATR 関数内にある iATR 関数の第2引数が参照時間足となっています。デフォルトでは 0(チャートの時間足)ですので、これを D1(1440)に変更します。

TrailingStopATR」というキーワードで検索してください。


【修正前】

double atr = iATR(Symbol(), 0, atr_period, 1);

【修正後】

double atr = iATR(Symbol(), PERIOD_D1, atr_period, 1);

補足

  • PERIOD_D1 はMQL4で「日足(D1)」を表す定数です。
  • iATR 関数は以下のような書式です:
    iATR(通貨ペア, 時間足, 計算期間, シフト位置)
  • atr_periodatr_mult の値は、EAつくーるで設定した値がそのまま使用されますので、他の箇所は変更不要です。

この変更により、EAをどの時間足のチャートに設置しても、「日足のATR」を元にトレーリングストップが動作するようになります。
ご参考になりましたら幸いです。

ganesha
2025/08/06 21:34

ご丁寧な回答ありがとうございます。

関連トピックス

検索結果がありません。

ノーコードで誰でも簡単EA開発!MQL言語学習にも使える! | GogoJungle

注目トピックス

検索結果がありません。