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複数ポジションがあるEAを作成し稼働させていたのですが、次の日まで持ち越したりするとエントリーはするのですが、利確してくれません。MT5アップデートに伴い以下の
① MT5自体の最新バージョンへのアップデート ② 「MT5 EA作成」ボタンを押してEAの再ダウンロード ③ 最新版のIncludeファイル(Ver1.07)のダウンロードと設置
は完了しましたが改善しません。何か良い方法はないですか?
ご相談は「複数ポジションのEAで、翌日まで持ち越すとエントリーはするが利確(決済)が走らない。MT5やInclude更新後も改善しない」という内容ですね。
以下、EAつくーるの設計上よく起きる原因と、確実に利確させるための設定方法を整理します。該当しそうな箇所を順にご確認ください。
基本項目の「利食い」が0のまま
ナンピン/ピラミッディングを併用しているのに基本項目でTP/SLを入れている
「トレーリングストップ」「建値ストップ」だけに頼っている
合計損益での利確ロジックが“口座全体/特定ポジション”の指定や単位(pips/金額)でズレている
「全決済」オプションのマジックナンバー未指定/誤指定
以下のどちらかの方式に寄せると安定します。
向いているケース:各ポジションを一定pipsで個別に利確したい/PC常時稼働に依存したくない
設定
「基本項目」
「オプション」:ナンピン/ピラミッディングを使わない なら他は任意(トレーリング系は併用可ですが、サーバーTPより優先されるわけではありません )。
「取引条件」:エントリー条件のみでOK(決済条件は不要。TPはサーバーに乗るため、EA停止中でも約定します)。
確認ポイント
向いているケース:ナンピン/ピラミッディングで建玉を積み増し、合計pipsや合計金額 で利確したい
重要:この方式では基本項目の損切り/利食いは必ず0 にします(仕様)。サーバーTPは使わず、EA側の判定で決済します(=端末稼働が前提)。
設定例
「オプション」
「取引条件」(例:合計+100pipsで全建玉を利食い)
損益(計算方法:pipsで計算, 取引種別:全て, ポジション:空欄) >= 数値(値:100) ↓ 買いポジション決済 かつ 売りポジション決済
※「全決済」オプションを有効にしておくと、どちらかの決済発動で他方もまとめて手仕舞いできます。金額単位で利確したければ「計算方法:金額で計算」「数値:任意の金額」に変更してください。
注意
スプレッド拡大時間帯の影響 サーバーTPは基本的にスプレッド影響を受けず約定しますが、指値到達判定はBid/Askで異なる ため、買いTPはBid側で到達しているか、売りTPはAsk側で到達しているかを確認してください。チャートの表示足がAsk/Bidどちら基準かで見え方がズレることがあります。
マジックナンバーの整合 「ポジション1」「ポジション2」…のマジックは1,2,3… です。全決済の対象が想定どおりか、「全決済」オプションのマジック指定 と取引条件の対象ポジション指定 が一致しているかを見直してください。
トレーリング/建値ストップの優先度 これらはEA側の追随決済で、サーバーTPより前に動くとは限りません。確実な利確を最優先するなら、方式AのサーバーTP付与 が安全です。
MT5再起動時の状態 チャート右上の顔アイコンが笑顔 (自動売買有効)になっているか、ターミナルの「エキスパート」「ジャーナル」にエラーが出ていないかを確認してください。
ナンピン/ピラミッディングを使っていない 場合
ナンピン/ピラミッディング運用 の場合
「ツール→取引」でTP列 や、ジャーナルのログを確認し、想定どおりの指値/条件決済が走っているか検証。
上記で改善しない場合は、現在の 「基本項目」値・使用中の「オプション」・「取引条件(特に決済条件と損益の単位/対象)」 に、今回の現象(翌日まで持越しで利確しない)が再現する組合せが含まれていないかを改めて点検すると解決につながります。なお、MT5用EAのコンパイル自体に問題がある場合は、「ファイル→データフォルダを開く→MQL5→Include→Tkool」内に「Tkool.mqh」 が存在するか、バージョン(Ver1.07)であるかも併せてご確認ください。
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ご相談は「複数ポジションのEAで、翌日まで持ち越すとエントリーはするが利確(決済)が走らない。MT5やInclude更新後も改善しない」という内容ですね。
以下、EAつくーるの設計上よく起きる原因と、確実に利確させるための設定方法を整理します。該当しそうな箇所を順にご確認ください。
起こりがちな原因とチェックポイント(「こうなっていませんか?」)
基本項目の「利食い」が0のまま
ナンピン/ピラミッディングを併用しているのに基本項目でTP/SLを入れている
「トレーリングストップ」「建値ストップ」だけに頼っている
合計損益での利確ロジックが“口座全体/特定ポジション”の指定や単位(pips/金額)でズレている
「全決済」オプションのマジックナンバー未指定/誤指定
確実に利確させるための代表的な設計
以下のどちらかの方式に寄せると安定します。
方式A:サーバー側TPに任せる(おすすめ・個別TP型)
向いているケース:各ポジションを一定pipsで個別に利確したい/PC常時稼働に依存したくない
設定
「基本項目」
「オプション」:ナンピン/ピラミッディングを使わない なら他は任意(トレーリング系は併用可ですが、サーバーTPより優先されるわけではありません )。
「取引条件」:エントリー条件のみでOK(決済条件は不要。TPはサーバーに乗るため、EA停止中でも約定します)。
確認ポイント
方式B:合計損益でまとめて利確する(複数ポジションの一括利確型)
向いているケース:ナンピン/ピラミッディングで建玉を積み増し、合計pipsや合計金額 で利確したい
重要:この方式では基本項目の損切り/利食いは必ず0 にします(仕様)。サーバーTPは使わず、EA側の判定で決済します(=端末稼働が前提)。
設定例
「基本項目」
「オプション」
「取引条件」(例:合計+100pipsで全建玉を利食い)
※「全決済」オプションを有効にしておくと、どちらかの決済発動で他方もまとめて手仕舞いできます。金額単位で利確したければ「計算方法:金額で計算」「数値:任意の金額」に変更してください。
注意
追加の技術的チェック
スプレッド拡大時間帯の影響
サーバーTPは基本的にスプレッド影響を受けず約定しますが、指値到達判定はBid/Askで異なる ため、買いTPはBid側で到達しているか、売りTPはAsk側で到達しているかを確認してください。チャートの表示足がAsk/Bidどちら基準かで見え方がズレることがあります。
マジックナンバーの整合
「ポジション1」「ポジション2」…のマジックは1,2,3… です。全決済の対象が想定どおりか、「全決済」オプションのマジック指定 と取引条件の対象ポジション指定 が一致しているかを見直してください。
トレーリング/建値ストップの優先度
これらはEA側の追随決済で、サーバーTPより前に動くとは限りません。確実な利確を最優先するなら、方式AのサーバーTP付与 が安全です。
MT5再起動時の状態
チャート右上の顔アイコンが笑顔 (自動売買有効)になっているか、ターミナルの「エキスパート」「ジャーナル」にエラーが出ていないかを確認してください。
まとめ:最短での復旧手順(推奨)
ナンピン/ピラミッディングを使っていない 場合
ナンピン/ピラミッディング運用 の場合
「ツール→取引」でTP列 や、ジャーナルのログを確認し、想定どおりの指値/条件決済が走っているか検証。
上記で改善しない場合は、現在の 「基本項目」値・使用中の「オプション」・「取引条件(特に決済条件と損益の単位/対象)」 に、今回の現象(翌日まで持越しで利確しない)が再現する組合せが含まれていないかを改めて点検すると解決につながります。なお、MT5用EAのコンパイル自体に問題がある場合は、「ファイル→データフォルダを開く→MQL5→Include→Tkool」内に「Tkool.mqh」 が存在するか、バージョン(Ver1.07)であるかも併せてご確認ください。