一定時間の取引停止設定

2025/09/23 15:45
21

損切りしたら一定時間取引しないような設定はできますでしょうか?

コメント

GogoJungle
2025/09/25 10:12

損切り(SL)発生後、一定時間エントリーを停止したいというご質問ですね。

結論

EAつくーるの 「オプション>連続エントリー制限」 で実現できます。これは 直近の「決済」から一定時間、再エントリーを禁止 する機能です。損切り(基本項目のSL/決済条件/トレーリング等による決済を含む)後に待機時間を置けます。

> ただし、「損切りのときだけ停止・利食いのときは停止しない」という決済理由ごとの出し分けは標準機能ではできません。利食い後も同じ待機がかかる点にご注意ください。損切り時だけに限定したい場合の回避策は後述します。


設定方法
  1. 基本項目

    • ロット数:任意
    • 損切り:任意(損切りを使う場合はpipsを設定)
    • 利食い:任意
    • スリッページ:任意
      ※ナンピン/ピラミッディングを同時に使う場合は基本項目のSL/TPを0にする必要があります。この場合は本機能(連続エントリー制限)と併用すると挙動が複雑になるため、まずは単独での動作確認をおすすめします。
  2. オプション

    • 連続エントリー制限にチェック

      • ローソク足で指定:チャートの時間足で本数を指定

        • 例)5分足で12本 → 約60分停止
      • 秒数で指定:時間で直接指定

        • 例)3600秒60分停止
  3. 取引条件

    • 既存ロジックのままでOK(本機能は決済後の再エントリー自体をブロックします)。

併用時の注意点
  • ドテン機能:決済と同時に反対売買を行いますが、連続エントリー制限が有効だとドテンの新規がブロックされる場合があります。ドテンを使うときは本オプションをオフ、または待機時間を0にしてください。
  • 一本当たりのエントリー回数制限:これは1本の足での複数発注を抑える機能で、時間待機とは別物です。両方有効でも問題ありません。
  • ナンピン/ピラミッディング:これらは同一マジックでの追加発注ロジックです。基本項目のSL/TPが0必須で、連続エントリー制限と目的が競合することがあります(追加の新規が制限にかかる)。まずはどちらか一方で検証してください。

「損切りのときだけ」停止したい場合(回避策・代替案)
  • 代替案(設計で寄せる)

    • 利食いは決済条件(取引条件の「売り/買いポジション決済」)で行い、損切りは基本項目のSLで行うように設計し、かつ利食い時は新規がすぐ出ないように条件側でクールダウン(例:トレンド条件が切り替わるまでエントリー条件が満たされないように閾値を工夫)すると、実質的に「SL後は待つ/TP後は次の合図で即再開」に近づけられます。
  • MQLでの補足(最終手段)

    • 決済理由(SL/TP)の判別はMQLで可能です。独自編集する場合は、決済取引の理由を検出してタイムスタンプを保存し、一定時間はエントリー関数を実行しないという制御を追加します。EAつくーる標準機能ではここまでの出し分けは行えません。

ありがちな設定ミスと修正例
  • ミス:「ローソク足で指定」を5としたが、EAを1時間足に適用 → 5時間停止になってしまう。
    修正:1時間停止したいなら「秒数で指定:3600」にするか、5分足にEAを適用して「ローソク足で指定:12」に変更。
  • ミス:ドテン機能をONのまま連続エントリー制限を長めに設定 → ドテンが発動しない。
    修正:ドテンON時は連続エントリー制限をOFF(または0秒)にする。

以上のとおり、 「損切り後は一定時間トレードしない」 という目的であれば、まずは 「オプション>連続エントリー制限」 をご利用ください。損切り時のみの限定が必要な場合は、上記の代替案で設計を調整するか、最終手段としてMQLでの補足をご検討ください。

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