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ダウ理論にあるトレンド判定の、高値安値の切り上がり2回ずつ(安値→高値→安値→高値)で買いトレンド、同様に切り下がりで売りトレンド判定、の設定方法はどのようになるのでしょうか。
いつもお世話になっております。
上記を完全に“順序つき”で判定するのはEAつくーる単体の仕様では難しいのですが(複数の状態を逐次記憶する機能がないため)、実運用に近い形で「直近スイングの高値・安値が、それ以前のスイングよりも切り上がっている(または切り下がっている)」というロジックに近似すれば実装できます。以下にEAつくーるだけで組める具体例と、厳密判定が必要な場合の回避策を示します。
「一定期間の高値・安値」を使い、非重複の2区間で直近と一つ前のスイングを比較します。 例として、1スイング=20本(計算期間:20)と仮定します。
1
21
条件の狙い:
一定期間の高値・安値(計算期間:20, モード:安値, 計算位置:1) > 一定期間の高値・安値(計算期間:20, モード:安値, 計算位置:21) AND 一定期間の高値・安値(計算期間:20, モード:高値, 計算位置:1) > 一定期間の高値・安値(計算期間:20, モード:高値, 計算位置:21) ↓ 買いエントリー(または「買い条件を満たした」として他のエントリー条件とANDで併用)
一定期間の高値・安値(計算期間:20, モード:安値, 計算位置:1) < 一定期間の高値・安値(計算期間:20, モード:安値, 計算位置:21) AND 一定期間の高値・安値(計算期間:20, モード:高値, 計算位置:1) < 一定期間の高値・安値(計算期間:20, モード:高値, 計算位置:21) ↓ 売りエントリー(または「売り条件を満たした」として他のエントリー条件とANDで併用)
例えば「上昇トレンド中に終値がEMA25を上抜け」で買い、としたい場合:
(トレンド判定) 一定期間の高値・安値(計算期間:20, モード:安値, 計算位置:1) > 一定期間の高値・安値(計算期間:20, モード:安値, 計算位置:21) AND 一定期間の高値・安値(計算期間:20, モード:高値, 計算位置:1) > 一定期間の高値・安値(計算期間:20, モード:高値, 計算位置:21) AND (エントリー条件) ローソク足(適用価格:終値, 計算位置:0本前) > 移動平均線(計算期間:25, 移動平均線種類:EMA, 適用価格:終値, 計算位置:0本前) ↓ 買いエントリー
売り側は条件の不等号を逆にしてください。
残念ながら、EAつくーるの取引条件だけで“イベントの順序”を段階的に記憶して評価するのは難しいです。回避策としては以下のいずれかが実用的です。
カスタムインジケーターを作り、安値→高値→安値→高値の順序が成立した時に1(上昇)/ -1(下降)/ 0(無)などの状態を返す
取引条件で
カスタムインジケーター(インジケーター名:DowState, 計算項目:0, 計算位置:0本前) = 数値(値:1)
のように比較すれば、EAつくーる側は単純な比較だけで済みます。
インジ名(拡張子なし)とパラメータは「カスタムインジケーター」の欄で指定します。Indicators直下に配置してください。
Indicators
外部MQLでEA/インジを補足
ファイル → データフォルダを開く → MQL5 → Include → Tkool
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いつもお世話になっております。
上記を完全に“順序つき”で判定するのはEAつくーる単体の仕様では難しいのですが(複数の状態を逐次記憶する機能がないため)、実運用に近い形で「直近スイングの高値・安値が、それ以前のスイングよりも切り上がっている(または切り下がっている)」というロジックに近似すれば実装できます。以下にEAつくーるだけで組める具体例と、厳密判定が必要な場合の回避策を示します。
近似ロジック(EAつくーるのみで実現)
「一定期間の高値・安値」を使い、非重複の2区間で直近と一つ前のスイングを比較します。
例として、1スイング=20本(計算期間:20)と仮定します。
※「計算位置」は区間の終了位置です。
1
は1本前確定足まで、21
は21本前までを指し、区間が重ならないようにしています。※未確定足を避けるため「計算位置:0」ではなく「計算位置:1」以上にします。
上昇トレンド判定(買い用フィルター)
条件の狙い:
下降トレンド判定(売り用フィルター)
条件の狙い:
実装時のポイント
よくあるつまずき(こうなっていませんか?)
→ 上記例のように計算位置は1以上にするのが安全です。
→ 「計算位置:1」と「計算位置:期間+1」のように非重複にしてください。
→ ボラが高いときは期間を延長、低いときは短縮を検討します。ATR等で期間を変えることはEAつくーるの標準機能では難しいため、相場に合わせ固定値を見直すのが現実的です。
参考:トレンド判定をフィルターにし、具体的なエントリー条件とANDする例
例えば「上昇トレンド中に終値がEMA25を上抜け」で買い、としたい場合:
売り側は条件の不等号を逆にしてください。
厳密な「安値→高値→安値→高値(順序)」まで判定したい場合
残念ながら、EAつくーるの取引条件だけで“イベントの順序”を段階的に記憶して評価するのは難しいです。回避策としては以下のいずれかが実用的です。
カスタムインジケーターを作り、安値→高値→安値→高値の順序が成立した時に1(上昇)/ -1(下降)/ 0(無)などの状態を返す
取引条件で
のように比較すれば、EAつくーる側は単純な比較だけで済みます。
インジ名(拡張子なし)とパラメータは「カスタムインジケーター」の欄で指定します。
Indicators
直下に配置してください。外部MQLでEA/インジを補足
ファイル → データフォルダを開く → MQL5 → Include → Tkool
に Tkool.mqh があるかをご確認ください。無い場合はWeb版EAつくーるの「MT5 EA作成」横の「Includeファイル」からダウンロードして配置します。仕上げのヒント(運用面)