いつもお世話になります。
EAつくーるでは4本値や実体値幅を利用したロジックは作成可能でしたが
インジケーターつくーるでも作成可能でしょうか?
具体的には4本値から計算した上昇下降圧力をサブウィンドウで表示したり、ローソク足直下に数字や矢印で表示したりしたいです。
サブウィンドウ表示ならできそうですがインジケータつくーるで4本値を利用できるかを確認したいです。
あとインジつくーるはMT5は駄目でしたっけ?
以上2点、宜しくお願い致します。
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インジ形成に必要な数値は(陽線の場合)
①ローソク足1本の値幅(高値~安値の値幅)
②ヒゲの値幅(高値~終値の値幅+始値~安値の値幅)
の2つです。
これら2つの数値を使って、陽線なら下降圧力、陰線なら上昇圧力を測れるインジにするつもりです。
ご提示の2つの数値(①ローソク足の値幅=高値−安値、②ヒゲの合計=高値−終値+始値−安値)を使って「上昇/下降圧力」を可視化したい、という前回内容を踏まえて回答します。
1) インジケーターつくーるで4本値を使えるか(サブウィンドウ表示やローソク足直下の矢印・数字表示は可能か)
結論:
ツールのみで近い挙動を作るための「簡易版」設定例(矢印シグナル)
圧力を"連続値としてプロット"はできませんが、条件をしきい値化して矢印表示にすれば「陽線のとき下降圧力が強い/陰線のとき上昇圧力が強い」を疑似的に表現できます。次のようにヒゲの長さと実体の長さのしきい値で判定します。
ポイント
RSI + 5
のように加算して描画位置を持ち上げるイメージ)。(labo.gogojungle.co.jp)「厳密版」を作る最短ルート(カスタムインジケーターの併用)
圧力値を連続値としてサブウィンドウにプロットしたい、または (高値−安値)や(高値−終値)+(始値−安値)などの式を厳密に扱いたい 場合は、次が最短です。
小さなカスタムインジケーター(MQL4) を用意して、
など、必要な値をそのまま出力させます(出力はサブウィンドウ用の数列)。
インジケーターつくーるの「入力」→「カスタムインジケーター」 で、
を指定して読み込み、その値を"そのまま表示"や"しきい値で矢印化"します。
※カスタムインジケーターの配置は
MQL4/Indicators
直下、インジ名とバッファ番号の指定は必須です(EAつくーると同じ要領で参照できます)。> 補足:この方法なら、値幅=(高値−安値)やヒゲ合計=(高値−終値)+(始値−安値)、さらに比率=ヒゲ合計 ÷ 値幅のような"任意式"を自由に作れます。作った数列をサブウィンドウに線で表示もしやすいです。
2) インジケーターつくーるのMT5対応について
現状:インジケーターつくーるはMT4専用で、MT5には未対応です。
回避策(推奨)|MQL5コンバーターの活用
GoGoJungle公式の 「MQL5コンバーター(MQL4→MQL5 変換ツール)」 を使うと、EA/インジケーターどちらもMT4形式(.mq4)から MT5形式(.mq5)へ変換 できます。(MQL5コンバーター|MQL4→MQL5 変換ツール)
インジケーターつくーるで出力した .mq4をそのまま入力 にできるので、MT5対応の第一選択肢としてご利用を促しています。
想定される進め方(インジつくーる → MT5運用)
MQL5/Indicators
に配置し、MetaEditorでコンパイルありがちなつまずき(こうなっていませんか?)
→ ヒゲ系項目は補正値が使えません。しきい値はpipsの絶対値で指定してください。
→ 描画位置に数値を加えて微調整できます(例:
表示値 + 5
)。サブウィンドウでも同様です。まとめ
上記で、目的の「上昇/下降圧力」の可視化は実現できます。まずは簡易版(ヒゲ・実体しきい値の矢印)で挙動を確認し、最終形はカスタムインジ連携で"連続値プロット+矢印"に仕上げるのがスムーズです。