両建て数値指定

2025/12/02 10:23
20

よろしくお願いいたします。
EURUSDで1.15000になったら(←数値で入力、作成)で売りと買いの同時エントリー。
例ですけど具体的に下記の間(5つの数値での作成入力)であれば上がり下がりしてる時、40pipsで利確してその後すぐにその数値でエントリー(40pips上がっても下がって利確)
1.15000で利確、買い(1.15040利確)、売り(1.14960利確)
1.14960で利確、買い(1.15000利確)、売り(1.14920利確)
1.14920で利確、買い(1.14960利確)、売り(1.14880利確)
1.14880で利確、買い(1.14920利確)、売り(1.14840利確)
1.14840で利確、買い(1.14880利確)、売り(1.14800利確)
可能なら設定、作成ポイントを教えてください
よろしくご返答お願いいたします。

コメント

GogoJungle
2025/12/03 11:02

EURUSDで、あらかじめ決めたレート(1.15000/1.14960…)に来たら「買いと売りを同時エントリーし、40pipsで利確したらまた同じレートで再エントリーしたい」というご質問ですね。


1. まずロジックを整理します

ご要望を整理すると、次のような動きになります。

  • 対象通貨ペア:EURUSD

  • エントリーレベル:

    • 1.15000
    • 1.14960
    • 1.14920
    • 1.14880
    • 1.14840
  • 各レベルに価格が来たら、そのレベルで

    • 買いエントリー(エントリー価格+40pipsで利確)
    • 売りエントリー(エントリー価格-40pipsで利確)
  • どちらかが利確しても、また同じレベルに戻ってきたら同じように両建てで再エントリー

つまり、「決め打ちの価格帯で両建てグリッドを繰り返す」イメージです。

ここで一点だけ確認ポイントがあります。

  • EURUSDが小数点以下5桁の口座の場合
    1pips = 0.00010 です。
    その場合、

    • 1.15000 と 1.15040 の差は 0.00040 = 4pips になります。
  • ご質問には「40pips」とありますが、実際の数値は「4pips(40ポイント)」になっていませんか?

もし本当に「40pips」を取りたい場合は、
1.15000 → 1.15400 のように「0.00400」離す必要があります。
ここは、ご利用の口座仕様に合わせて数値だけ調整していただければ、EAつくーるでの作り方自体は同じです。

以下では「利食いを40pips相当」として説明しますので、実際には「利食い」の数値を環境に合わせて置き換えてください。


2. 「基本項目」の設定

EAつくーるの「基本項目」設定は、買い/売りどちらにも共通して適用されます。
今回は利食いで決済する前提とし、損切りは「0(なし)」とする例で説明します。

  1. ロット数

    • お好みのロット数(例:0.10)
  2. 損切り

    • 0(損切りなし)
    • 損切りも入れたい場合は、ここにpips単位で値を入力します。
  3. 利食い

    • 40(pips)
    • ここが「エントリー価格+40pips」「エントリー価格-40pips」の部分に相当します。
  4. スリッページ

    • 3〜5 などお好みで設定

※ナンピン・ピラミッディングは今回のロジックでは使いませんので、利用する場合は「基本項目の損切り・利食いを0にする必要がある」点にご注意ください。


3. 「オプション」のポイント

今回のように「買いと売りを同時に持ちたい」場合、以下の点に注意します。

  • 「両建て防止」オプション

    • チェックを入れないでください(未チェックのまま)。
    • チェックを入れてしまうと、買いと売りを同時に持てなくなります。
  • 「最大ポジション数制限」

    • 5つのレベル × 買い・売り = 最大10ポジションを想定
    • 例えば「ポジション数:10」としておくと、想定以上にポジションが増えないように制御できます。
  • 「一本当たりのエントリー回数制限」

    • ONにしておくと、1本のローソク足の中で何度も連続エントリーするのを防げます。
    • 1回で良ければこのオプションを有効にし、余計な多重エントリーを防ぐ設定にするのがおすすめです。

その他のオプション(トレーリングストップ、ナンピンなど)は今回のご要望とは別の挙動になるため、基本的には使わない前提で考えます。


4. 「取引条件」の設定イメージ

「取引条件」では、

  • ポジション1:買いエントリー用
  • ポジション2:売りエントリー用

のように分けて作ると分かりやすいです。
どちらも「価格が指定レベル付近にあるか」を条件にします。

4-1. 基本の考え方

EAつくーるでは
「価格 = 1.15000 ちょうど」
とピンポイントで指定すると、スプレッドやレート刻みの関係で条件を通らないことが多いです。

そのため、
「指定レベル±ごく小さい幅の範囲」に価格が入ったらエントリー
とするのが現実的です。

例:1.15000 付近でエントリーさせる場合

  • 下限:1.14998
  • 上限:1.15002

のように、「数値との範囲」で条件を作ります。

以下の例では、EURUSD・チャートの時間足・終値を判定に使う前提で書きます。
通貨ペアをチャートに依存させたい場合は「通貨ペア:空欄」のままで構いませんが、EURUSD専用にしたい場合は「通貨ペア:EURUSD」と入力してください。


4-2. ポジション1(買いエントリー)の条件例

ポジション1の「取引条件」で、次のような条件を作ります。
(例として1.15000と1.14960の2つだけ詳しく書き、他はパターンだけ示します)

/// 1.15000付近での買いエントリー
ローソク足(通貨ペア:EURUSD, 時間足:チャートの足, 適用価格:終値, 計算位置:0本前) >= 数値(値:1.14998)
AND
ローソク足(通貨ペア:EURUSD, 時間足:チャートの足, 適用価格:終値, 計算位置:0本前) <= 数値(値:1.15002)
↓
買いエントリー

OR

/// 1.14960付近での買いエントリー
ローソク足(通貨ペア:EURUSD, 時間足:チャートの足, 適用価格:終値, 計算位置:0本前) >= 数値(値:1.14958)
AND
ローソク足(通貨ペア:EURUSD, 時間足:チャートの足, 適用価格:終値, 計算位置:0本前) <= 数値(値:1.14962)
↓
買いエントリー

OR

/// 1.14920付近
ローソク足 >= 数値(値:1.14918)
AND
ローソク足 <= 数値(値:1.14922)
↓
買いエントリー

OR

/// 1.14880付近
ローソク足 >= 数値(値:1.14878)
AND
ローソク足 <= 数値(値:1.14882)
↓
買いエントリー

OR

/// 1.14840付近
ローソク足 >= 数値(値:1.14838)
AND
ローソク足 <= 数値(値:1.14842)
↓
買いエントリー

※「ローソク足」の各行は、実際の設定画面では同じパラメータ(通貨ペア・時間足・適用価格・計算位置)で作成してください。
※ 数値の±0.00002(例:1.14998〜1.15002)はあくまで例です。スプレッドやレート刻みを見て、もう少し広げる/狭めるなど微調整してください。


4-3. ポジション2(売りエントリー)の条件例

ポジション2では、ポジション1と同じ条件を作り、
「↓ 買いエントリー」を「↓ 売りエントリー」に変えるだけです。

/// 1.15000付近での売りエントリー
ローソク足(通貨ペア:EURUSD, 時間足:チャートの足, 適用価格:終値, 計算位置:0本前) >= 数値(値:1.14998)
AND
ローソク足(通貨ペア:EURUSD, 時間足:チャートの足, 適用価格:終値, 計算位置:0本前) <= 数値(値:1.15002)
↓
売りエントリー

OR

/// 1.14960付近での売りエントリー
ローソク足(通貨ペア:EURUSD, 時間足:チャートの足, 適用価格:終値, 計算位置:0本前) >= 数値(値:1.14958)
AND
ローソク足(通貨ペア:EURUSD, 時間足:チャートの足, 適用価格:終値, 計算位置:0本前) <= 数値(値:1.14962)
↓
売りエントリー

OR

/// 1.14920付近
ローソク足 >= 数値(値:1.14918)
AND
ローソク足 <= 数値(値:1.14922)
↓
売りエントリー

OR

/// 1.14880付近
ローソク足 >= 数値(値:1.14878)
AND
ローソク足 <= 数値(値:1.14882)
↓
売りエントリー

OR

/// 1.14840付近
ローソク足 >= 数値(値:1.14838)
AND
ローソク足 <= 数値(値:1.14842)
↓
売りエントリー

5. この設定で実現できる動き

上記のように設定すると、概ね次のような動きになります。

  1. 価格が 1.15000 付近に来たタイミングで

    • ポジション1:買いエントリー
    • ポジション2:売りエントリー
      が同時に発生(両建て)
  2. 各ポジションは「基本項目の利食い(40pips)」に到達すると個別に決済

  3. 利確後、再び価格が同じレベル(1.15000/1.14960…)付近に来れば、同じ条件で再度両建てエントリー

  4. これが、指定した5つのレベルの範囲内で何度でも繰り返される


6. よくあるつまずきポイント(こうなっていませんか?)

  • 「両建て防止」にチェックを入れてしまっていて、買いか売りのどちらか片方しかエントリーしない
    → この場合は「両建て防止」のチェックを外してください。

  • 「利食い」の値が口座仕様とずれていて、思ったpips数で利確されない
    → 5桁口座・3桁口座の場合のpips換算を確認し、「利食い」の数値を調整してください。

  • 数値を完全に「=」で比較しようとしてエントリーしない
    → EAつくーるでは、今回のようなケースは「=」よりも「範囲指定」で判定する方が安定しやすいです。
    上記のように「>= 数値A AND <= 数値B」として設定するのがお勧めです。

以上のように設定していただくことで、「指定した5つのレートでの両建てグリッド+利確後の再エントリー」はEAつくーるだけで実現可能です。
MQLの直接編集までは必要ありませんので、まずは上記の方針で設定してみてください。

**
2025/12/08 15:36

丁寧な説明ありがとうございます。

「決め打ちの価格帯で両建てグリッドを繰り返す」はほぼイメージ通りなんですが
私が記入したんですけど1.15000になってからEAがうごきだすんですよね。
説明の通り作ってみようかと思いましたが多分思いと異なるようなので再度コメント
させていただきました。

説明しやすくなるかと思って内容を端折っていました。
詳細と言うか突っ込んでしたいことは
・1.25400から0.96200の間で動く
・EAを起動したら即予約エントリー±40pips
・それから±40pipsで予約→エントリー
・利確(40pips)したら再エントリー(上がっても下がっても)
・片方に大きく1度に動けば利益より含み損が大きくなる(理解してます)
・上下の幅が大きくなるたびに含み損(使えないお金)が大きくなる(理解してます)
・トレンドでなくレンジの時間が長くてやっと利益になる(理解してます)

昔にEAつくーるにてよく分からないまま作った覚えがあります。(使い方を理解しないまま今回久しぶりに使用)
起動したらずらずらと予約が沢山上下に入っていました。

長々と書きましたが再度ご返答よろしくお願いいたします。

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