なぜエントリーしたのでしょうか?

EAつくーる
ぜろりば
2026/04/03 20:39
48

3分SMA200の下にSMA75、SMA75の下にSMA9、SMAの下にローソク足があり、RSI30以下からRSI30上抜けでロングエントリーするはずが、この日だけはなぜか連続エントリーしてしまいました。なぜでしょうか?

スクリーンショット 2026-03-29 095636.zip

コメント

GogoJungle
2026/04/11 18:58

「RSI30以下からRSI30上抜けでロング」の判定をしているのに、その日だけ連続エントリーした理由を知りたいというご質問ですね。

もっとも可能性が高いのは、RSIの上抜け判定を「0本前(確定前の足)」で見ていたことと、1本のローソク足の中で複数回エントリーできる状態になっていたことです。

EAつくーるでは、条件を満たしている間はティックが来るたびに判定します。
そのため、たとえば3分足の確定前にRSIが

  • 29.8
  • 30.2
  • 29.9
  • 30.1

のように30付近を行き来すると、「30を上抜けた」と判定される場面が同じ足の中で何度も発生します。
さらに、そのたびに決済条件も成立してポジションが閉じていると、同じ足の中で再度ロングエントリーしてしまいます。

特に「この日だけ」という場合は、RSIが30付近で細かく上下した相場だった可能性が高いです。

まず確認していただきたい点

1. RSIクロスの判定を0本前だけで作っていませんか?

こうなっていませんか、という典型例です。

RSI(計算期間:14, 計算位置:0本前) > 数値(値:30)

この条件だけですと、「今30より上にある」だけなので、30を下から上に抜けた瞬間以外でも条件成立になりやすいです。

RSIの「上抜け」は、1本前では30以下、0本前では30より上という2条件で作る必要があります。

設定例は以下です。

移動平均線(計算期間:200, 移動平均線種類:SMA, 時間足:3分足, 適用価格:終値, 計算位置:0本前)
>
移動平均線(計算期間:75, 移動平均線種類:SMA, 時間足:3分足, 適用価格:終値, 計算位置:0本前)
AND
移動平均線(計算期間:75, 移動平均線種類:SMA, 時間足:3分足, 適用価格:終値, 計算位置:0本前)
>
移動平均線(計算期間:9, 移動平均線種類:SMA, 時間足:3分足, 適用価格:終値, 計算位置:0本前)
AND
移動平均線(計算期間:9, 移動平均線種類:SMA, 時間足:3分足, 適用価格:終値, 計算位置:0本前)
>
ローソク足(時間足:3分足, 適用価格:終値, 計算位置:0本前)
AND
RSI(計算期間:14, 時間足:3分足, 適用価格:終値, 計算位置:1本前)
<=
数値(値:30)
AND
RSI(計算期間:14, 時間足:3分足, 適用価格:終値, 計算位置:0本前)
>
数値(値:30)
↓
買いエントリー

これで「RSIが30以下から30を上抜けた」を表現できます。


2. 「一本当たりのエントリー回数制限」を使っていませんか?

このオプションを入れていない場合、同じローソク足の中で条件を再度満たすと、再エントリーすることがあります。

そのため、今回のようなケースでは
オプション → 一本当たりのエントリー回数制限
にチェックを入れるのが有効です。

これを入れておくと、同じ3分足の中で何度RSIが30をまたいでも、その足では1回だけに抑えられます。


3. 決済条件が早すぎて、同じ足で再エントリーしていませんか?

連続エントリーになるときは、実は

  1. ロングエントリー
  2. すぐ決済条件成立
  3. まだ同じ足の中で買い条件が成立
  4. 再エントリー

という流れがよくあります。

こうなっていませんか、という点としては、

  • 決済条件が「RSIが30以上」など、エントリー条件と近すぎる
  • トレーリングストップや建値ストップがすぐ発動している
  • 損切り・利食いが極端に小さい

などです。

この場合は、次のいずれかで改善しやすいです。

  • 一本当たりのエントリー回数制限を入れる
  • 連続エントリー制限を入れる
  • 決済条件を少し離す

たとえば、決済後すぐ再エントリーを防ぎたいなら、

オプション → 連続エントリー制限

  • ローソク足で指定: 1本
    または
  • 秒数で指定: 180秒 など

を設定すると、直後の再エントリーを防げます。


4. 初期状態の不要な条件が残っていませんか?

EAつくーるでは初期状態で

ローソク足 = ローソク足
↓
買いエントリー

が入っています。

これが消えていないと、保有ポジションがない限り常に買い条件成立になります。
もし意図しない買いが混ざっている場合は、まずここを確認してください。


安定させるおすすめ設定

今回のような「RSI上抜け1回だけ取りたい」場合は、以下の形が実用的です。

基本項目

  • ロット数:任意
  • 損切り:任意
  • 利食い:任意
  • スリッページ:任意

オプション

  • 一本当たりのエントリー回数制限:使用
  • 必要であれば 連続エントリー制限:使用

取引条件

RSIクロスは、1本前と0本前の比較で作成します。

移動平均線(計算期間:200, 移動平均線種類:SMA, 時間足:3分足, 適用価格:終値, 計算位置:0本前)
>
移動平均線(計算期間:75, 移動平均線種類:SMA, 時間足:3分足, 適用価格:終値, 計算位置:0本前)
AND
移動平均線(計算期間:75, 移動平均線種類:SMA, 時間足:3分足, 適用価格:終値, 計算位置:0本前)
>
移動平均線(計算期間:9, 移動平均線種類:SMA, 時間足:3分足, 適用価格:終値, 計算位置:0本前)
AND
移動平均線(計算期間:9, 移動平均線種類:SMA, 時間足:3分足, 適用価格:終値, 計算位置:0本前)
>
ローソク足(時間足:3分足, 適用価格:終値, 計算位置:0本前)
AND
RSI(計算期間:14, 時間足:3分足, 適用価格:終値, 計算位置:1本前)
<=
数値(値:30)
AND
RSI(計算期間:14, 時間足:3分足, 適用価格:終値, 計算位置:0本前)
>
数値(値:30)
↓
買いエントリー
より確実にしたい場合

確定足でだけ判定したいなら、RSIクロスを

  • 2本前が30以下
  • 1本前が30より上

で作る方法もあります。

RSI(計算期間:14, 時間足:3分足, 適用価格:終値, 計算位置:2本前)
<=
数値(値:30)
AND
RSI(計算期間:14, 時間足:3分足, 適用価格:終値, 計算位置:1本前)
>
数値(値:30)

この方法なら、足確定後のクロスだけを見るため、同一足内の行ったり来たりで連続エントリーしにくくなります。
その代わり、エントリーは1本遅れます。

結論

今回の原因は、ほぼ以下のどちらか、または両方です。

  • RSIを0本前で見ていて、30付近の上下で同じ足の中に複数回クロス判定が出た
  • 一本当たりのエントリー回数制限がなく、決済後に同じ足で再エントリーした

そのため、まずは

  1. RSIクロスを「1本前 <= 30」と「0本前 > 30」の2条件で作る
  2. オプション → 一本当たりのエントリー回数制限をONにする
  3. 必要なら連続エントリー制限も入れる
  4. 不要な初期条件が残っていないか確認する

この4点を見直していただくのがよいです。

ぜろりば
2026/04/14 12:13

ありがとうございます!

ぜろりば
2026/04/25 22:04

RSIの不等号の向きを教えてください

GogoJungle
2026/04/28 18:26

RSI30以下からRSI30を上抜けたタイミングでロングエントリーしたい場合は、以下の向きで設定していただく形になります。

RSI(計算期間:14, 時間足:3分足, 適用価格:終値, 計算位置:1本前)
<=
数値(値:30)

AND

RSI(計算期間:14, 時間足:3分足, 適用価格:終値, 計算位置:0本前)
>
数値(値:30)
↓
買いエントリー

上記は、

1本前のRSIが30以下
かつ
現在のRSIが30より大きい

という条件になります。

つまり、RSIが30以下の状態から、30を上方向に抜けた場合に買いエントリーするという判定です。

なお、前回ご案内した「連続エントリーを避けたい」という点も考慮する場合は、0本前はまだ確定していない足のため、相場状況によってはRSIが30付近で上下し、判定が不安定になることがあります。

より安定させたい場合は、確定足を使って以下のように設定する方法がおすすめです。

RSI(計算期間:14, 時間足:3分足, 適用価格:終値, 計算位置:2本前)
<=
数値(値:30)

AND

RSI(計算期間:14, 時間足:3分足, 適用価格:終値, 計算位置:1本前)
>
数値(値:30)
↓
買いエントリー

この設定では、確定済みの足でRSI30上抜けを確認してからエントリーする形になりますので、0本前を使う場合よりも連続エントリーは起こりにくくなります。

また、同じローソク足内での再エントリーを防ぎたい場合は、あわせて以下も設定していただくとより安定します。

オプション
・一本当たりのエントリー回数制限:使用

まとめますと、ロングのRSI30上抜け判定は、

RSI 1本前 <= 30
AND
RSI 0本前 > 30

確定足で判定する場合は、

RSI 2本前 <= 30
AND
RSI 1本前 > 30

として設定していただければ問題ございません。

ご参考になれば幸いです。

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